月曜日:向かい合わせのバディ
ごきげんよう、こうやです。
そろそろさすがに新年の雰囲気でもないかな、と思ったので、壁飾りを変えてみました。
お土産物の、シャーロック・ホームズとジョン・ワトソン!
横顔シルエットってすてきですよね。
ちょうど良い額がなくて困りましたが、なんとか思った姿になってほっとひと息。
バディは背中合わせになっているのが好きなのですが、暖炉の前で語り合う感じを出したくて向かい合わせにしてみました。ふふふ。
しばらくはこれでにまにましておきます。
ポストカードはあれこれ入れ替えられるので楽しいですよね。この形に綺麗に吊るすのが大変でしたが……(;^ω^)
如月特集:日本酒生チョコレート「醸し人九平次」シルスマリア
ごきげんよう、こうやです。
二月といえば、もはや日本ではチョコレートの祭典の月になりましたね。
聖バレンタインが命を賭した恋人たちのための行為が、世界中で2月14日を恋人たちの日にし、日本では製菓業界の広告をきっかけに女性が意中の人へチョコレートにのせて想いを告げる日となり、いつしか女性がチョコレートを買う日になり、今では自分へのご褒美や同性の友人たちへ贈るためにチョコレートを求める人も多いそう。
元々チョコレートでなくてもいいわけですから、そのうち日本の二月はチョコレートがもっとも溶けにくいゆえのチョコレートの祭典の月として独立していきそうですね。
そんなチョコレートの月。
あちこちのデパートでは催事場がチョコレート色に染まり、今年は東京国際フォーラムで「サロン・デュ・ショコラ」が開かれています。
チョコレートのコミケとも呼ばれたりするようで、日本のみならず世界のショコラティエも集う大きなイベント。ツイッターで見る限り、連日1,000人を遥かに超える待機列が形成され、終了予定時刻の1時間以上前にラインカットする日もあるそう。
コミケに行ったことのないわたしは、その待機列の様子を漏れ聞くだけで震え上がり、チョコレートのコミケにもお邪魔する機会はなさそうです。
それでもあちこちの催事を眺めるだけで楽しいこのひと月。サロショコがチョコレートのコミケなら、各催事場はアニメイトやZINといったところでしょうか。
今年は銀座三越さんへお邪魔して、それだけで充分満足できたので、今月かけて戦利品を紹介していきたいと思います。
まずはこれ。
銀座三越をふらふらしていて、名前に惹かれ、試食で夢見心地になった、右党も左党もおすすめの一品。
馬車道のシルスマリアさんが名古屋の蔵元さんとコラボした商品です。
その名も、日本酒生チョコレート「醸し人九平次」。
名古屋の蔵元、萬乗醸造で造られた「醸し人九平次 純米大吟醸 別誂」と、ホワイトチョコの生チョコレートがすばらしいマリアージュです。
ホワイトチョコレートなので九平次の香りを消すことなく、しかししっかりととろける甘さ。後味に九平次の切れ上がった酸味も感じられ、なんでしょうこのしあわせは。
思わず、冷蔵庫にあった醸し人九平次を引っ張り出して一緒に味わってしまいました。本物を飲んでも褪せないこの魅力。素晴らしい。
アルコールは飛びきってないようなので、文字通り大人のお菓子ではありますが、いやはやこれは。これを味わえる大人ってすばらしいですね。
もし機会があれば、お酒好きの方ならぜひともおすすめしたいものです。シルスマリアさんは他にも焼酎やウィスキーとのコラボ生チョコレートを出していたので、きっと好みのお酒生チョコレートが見つかるはず!
抹茶好きの方には濃厚抹茶の生チョコレートなんてものもありましたよ〜。
まだまだ他にもたくさん買ってしまったので、いただいたらまた少しずつ紹介していきますね。
冷蔵庫がお酒とチョコレートに占領されておりますが、いやはやしあわせな悲鳴です。笑
木曜日:ドクター・ストレンジ
皆さまごきげんよう。
ちょっぴり心がしんどいこうやです。
ふはー。
さて。
先週の金曜日から日本公開の始まった映画『ドクター・ストレンジ』を観てきました!
観たいと思った理由はほぼ「ベネディクト・カンバーバッチ主演だから」に尽きるのですが、いやはや楽しかったー!(*´ω`*)
マーベル映画ということで、アベンジャーズと同じ系統?の映画?なのですが、もう本当に圧倒的映像美でございました。
傲慢な天才脳神経外科医のドクター・ストレンジは、その傲慢さゆえに事故を起こし、神の手ともいえる両手を失います。
救いを求めては裏切られ、一縷の蜘蛛の糸にすがってたどり着いたカトマンズ。そこで摩訶不思議な世界に足を踏み入れることになります……
もうね、本当に、ベネ様は孤高の天才の役がよく似合う。あの長い顔、薄い瞳の色に見つめられると、自らの浅はかさ薄っぺらさを自覚せざるを得なくなるような。
そんな傲慢な彼が、傲慢の理由を見つめ、少しずつ「開いていく」様子が、なんともいえずきゅんとします。
歴代で一番弱いヒーローかもしれない。いえ、持つ力は、さすがの「ヒーロー」といえるかもしれない。しかし、ミスターでもマスターでもない「ドクター」としての誇りを抱いて、闘う様が、カッコいい!
今回敵役といえるのが、カリスマ性と弁舌の特徴的なマッツ・ミケルセン演じるカエシリウス。
カエサルを思わせる名を持つ彼は、空虚を抱えて生きていきます。
まさかあんな形でドクターと闘う羽目になるとは思いもよらなかったでしょうが、いやはや良い。
個人的にはモルドやウォンも。笑いを置き忘れてしまったようなウォンの意外な柔軟さがわたしはけっこう好きだったりします。
坊主頭でも美しすぎるエンシェント・ワンは、なんだかどの映画でもこんな役柄かもしれない……や、そういう役になってしまうのが分かるような超絶美貌なのですよね。観終わったあと、某日本の伝説の名で評したら、友人に爆笑されました。
そしてね、観るべきはなんといっても、都会の建物を縦横無尽に使ったアクションシーン!
ホグワーツも大人しかったんだなぁと思えるほど自由自在な階段やら壁やら、幾何学模様の床をこれからは素直に見られない気がします。笑
エッシャーは彼らのことを見てあの絵を描いたのではないかと思いたくなるほど、常識と固定観念を覆されていきます。そしてまあもうなんでもいいかー!とただただ口をぽかんと開けて観られてしまう感じがたまらない。
疲れた頭でも理解しやすいストーリーに、鮮烈な印象を残すキャラクター。そしてエンドクレジットに納得しかない映像技術。
いやはや、満足しましたわー。
ベネ様のヒゲマントを、亭主関白に見えて尻に敷かれている様子を、堪能したいあなたには特におすすめの映画です。
小さな画面だと目が回ってしまうかもしれないので、大きなスクリーンで、ぽかんとこの世界の流れに身を委ねてみてくださいませ……(●>ω<)b